Junchii

日々、思うこと。

妊娠について考えたこと

最近実家に帰れば,「あいつがデキ婚した」とか「シングルマザーになった」とか「飲み会に子供を連れてきた」とか,そんな心中穏やかならざる話を耳にするたびに,自分がもうそんな歳をとったんだ,結婚して子供がいてもおかしくないんだということを思い知らされて,学生を続けていて,就活に苦しみ研究にも苦しみつつ,まさか子供を産み育てる覚悟なんてないし,パートナーもいないおこちゃまな自分に愕然としている.

「妊娠したくて半年間狙い撃ちをしたが,上手くいかなかった」なんて話を聞いた.
産婦人科で調べてもらっても,お互い「とりあえずの異常はない」という診断だったそう.
その後些細な事で口論になり,彼女は家を出て実家に帰り,そのまま半年後に離婚.
その半年の間に,慰めてくれてた男との一発で妊娠したのだという.


その後,子供の籍の問題などで色々面倒なことになるのだが,割愛.
すごくありえない話を聞いた気がした.
まず,前の旦那とは産婦人科の指導のもと狙い打ちをしていたのに妊娠せず,あきらめムードでナマでやっちゃって一発で妊娠だなんて.前の旦那が不妊だったのだろうか?
もう一つは,ナマでやっちゃう人が多いこと多いこと!
短大に通う友人の友人はほとんど彼氏がコンドームをつけてくれないと愚痴られるという.
そのために,ピルを飲んでいたり,安全日を狙ったりしているのだと.
自分の感覚からするとにわかに信じられないのだが.

こんなものネットでわかるのかなぁと思いながら検索をかけてみたが,
排卵日付近の性交渉で妊娠確率は20〜30%だそう.
www.ikujizubari.com/teenage/pregnancy-question4.html
仮に1/3の確率で妊娠するのだとすれば,上の話では,6ヶ月だからチャンスが6回あったとして,
妊娠に失敗する確率は
2/3×2/3×・・・×2/3=64/729≒0.087...
だから,以前1割近く妊娠しない確率があるのか.まぁあり得ないことはない数字だ.


ついで,避妊に関して.
www.men-joy.jp/archives/4918
そうそう.ざっくり高学歴な人は結婚してないのに避妊しないなんてありえないんじゃないかなーていう直感があったので,上の例はありえないと思ったのだ.
上の数字は海外での調査だから参考にはならないが,日本ではどうなんだろう?
また,短大の友人の話では,ちゃんと否認しているという話は聞かない,ということだったが,どうなんだろうか.

こちらは妊娠を望んでいない人へのアンケート.
blog.esuteru.com/archives/5864227.html
必ず避妊したのは55%って,かなり驚きの数字である.

まぁなんにせよ,旦那との間に2年間,産婦人科の指導を受けて半年チャレンジしても子供が出来なかったとしても,気を抜いた一発で出来てしまう可能性はあり,
その一発のせいで不貞の烙印を押されてしまうというのは,非常におそろしいことだと思った.

そういうわけで,どんな状況であろうと,こればかりは気を抜いてはいけないんだろうと思いを新たにしたのであった.

あと気になる問題としては,2つめのリンクの最後.
断れない女性が多いからか,産婦人科ではピルを勧めるらしい.確かにそれしか防ぐ方法がないのか.
男があまりにも無自覚な気がするのだが,仕方ないんだろうなぁ.
小中の性教育をどうにかしたら,かなり変わってくるのではないかとも思うが,どうなんだろう.
ピルを飲んで排卵を止めれば妊娠はしないだろうが,性感染症のリスクはどうなのか.
女性側が妊娠したくないと考えているのにもかかわらずコンドームをつけない様な血の気の高い男なら,
病気になっている確率も平均以上な気がする.

安かろう悪かろう

夜行バスの事故が話題になっています.
私も東京大阪間を移動するのに3000円程度のバスを使っているので,
少し不安になりました.
運転手が酷使されているバスです.
さすがにドライバーは2人いますけども.

同じようにコンビニの300円弁当もどんな原材料どんな工程で作られているかも想像すべきだと思った.

堀潤さんのtwitterアカウント閉鎖

NHKアナウンサー堀潤さんのtwitterアカウント https://twitter.com/#!/nhk_HORIJUN が3月いっぱいで閉鎖されるそうです.フォロワーが10万もいる巨大アカウントで,NHKと視聴者を繋ぐ架け橋になっていたと思います.非常に残念です.

もともとは堀さんがキャスターを務めるBizスポの公式アカウントだったそうで,取材日記のようなものをチラチラ拝読させていただいておりましたが,3.11以降は震災関連の情報の発信アカウントとなり,それからフォロワーがうなぎのぼりに増えたそうです.私も3.11以降フォローしました.地震が起こった時の深呼吸を促すつぶやきに癒されていた人も多いのではないでしょうか.

堀さんがBizスポを降板されるそうで,Bizスポ公式アカウントである上記アカウントは閉鎖,という判断だそうです.これに関してネットでは閉鎖という判断に不服な意見が飛び交っています.
3.11以降はBizスポ公式アカウントの意味合いよりも震災関連の情報アカウントであり,またNHK堀アナウンサー個人のアカウントのような意味合いになっていたと思うので,今更Bizスポの公式アカウントだから,という論理は通用しないように思います.そもそもNHKとしてあのアカウントを閉じるメリットはどこにあるのでしょう?
インターネットなどの台頭で視聴率が今後も落ち込んでくる見通しの中,視聴者と密に繋がりインターラクティブな存在に変わっていかなければならない今,フォロワー10万のアカウントを閉じる痛手以上にどんなメリットがあるのか,なにか勘ぐりたくなってしまいます.

決定権はデジタルに弱い上司が握っていて,その影響を全く理解しておらず,形式通りの判断をした,ということなのでしょうか.それとも別の理由があるのでしょうかね.

NHKは番組の中で視聴者を巻き込むために様々な取り組みをしていて,先進的だと思っていたのですが,今回の一幕は非常に残念と言わざるを得ません.

食べログのヤラセに思うこと

遅ればせながら,マスコミを賑わせている食べログの問題についてコメントしときます.
月並みな意見ですが興味のある方はお付き合いを.


食べログのランキングが「ヤラセ業者」によって操作されていたそうです.

「食べログ」やらせ騒動でランキング操作は確認できず--消費者庁も動く - CNET Japan

消費者庁いわく,法的には「景品表示法」というところに引っかかるらしいです.
表示対策課 - 消費者庁
これは商品やサービス等の広告などが事実に反して過大になっていたりするものを取り締まるものだと理解しています.
文字通り読めば,確かに引っかかりますが,私にはネット実態を反映しているものとは思えません.
そもそもヤラセ業者は取り上げるほど大きな問題なのかが私には疑問です.


というのも,ネットに慣れ親しんでいる私としては,このようなヤラセは当然のごとくあるのだろうなぁと思っていたし,
ランキング業者であるカカクコムも1年前に認識をしていて,当然対策を講じてきたとのことです.

以前カカクコムの話は聞いたことがあって,「組織票が入らないように,点数の反映方法には工夫をしている」との事でした.
具体的には,「レビューしたユーザーに対するレビュー」を導入して,
評価の高いレビューアーのレビューは大きく反映させることにする,というもの.
とりあえずはいい仕掛けだと思うのですが,これですべての悪質レビューを淘汰できるわけではないのは明らかです.

レビューアーがかなり大勢いて,その中でも評価の高い信頼できるレビューアーが少なくなく存在すればある程度有効でしょうが,
例えば1つのお店に関して5件のレビューの中に信頼できるレビューアーがいる確率はどの程度でしょうか.大したことないような気がします.
ヤラセ業者の存在を知らなくとも,なんとなくそのあたりが直感的に怪しいので,私は5件のレビューで星4つよりも20件のレビューで星3つのほうが信頼できるんじゃないかと思って見ていました.
それも基本的にはレビューの数に比例して来店客数が多い→流行っているという仮定を置いているからですが,
この仮定もあやしいです.レビューが多くなるとレビューを書き込みたくなる人が増えるとも思われますし.
そもそも食べログユーザーの意見しか反映できないので,偏った調査にならざるを得ません.
など,少し考えただけでも様々問題が見えてきますね.

加えて今回はヤラセ業者がランキング操作をしていた,ということでした.
悪意を持った介入なくとも信頼できるランキングになっていないことは確かですが,
それだけでは景品表示法には抵触しないという判断らしいので,
今回は「業者が(公平性を欠くとわかりつつも悪意をもって)やっていた」というところが問題だったのでしょうか.


消費者庁が一昨年の8月からネット商取引に関しての議論を重ねていたようです.
インターネット消費者取引研究会 - 消費者庁
どのような規制や仕組みを作ればよいか議論が続いている様子なので,まだ仕組みができていないのでしょう.
そこでヤラセ業者が出てきて食べログの評価を操作した.
カカクコムはその問題を昨年認識したが,「食べログの評価が操作されていた」ことがおおっぴらになれば食べログの価値が下がることになるのでおおっぴらにはしなかった.

私の考えとしては,当然公平性を欠く行為をした業者は取り締まれるならば取り締まるべきですが,
まずは消費者にリテラシを向上させましょうというのが最重要だと思います.
マスコミはヤラセ業者を叩くのではなく,業者が介入した恣意的な情報を元にあたかも信頼できそうなランキングを作っていたにもかかわらずそれを公表していなかったカカクコムと,それに踊らされていた消費者を叩くべきだと思うので,「ヤラセ業者」というネーミングや「それを撲滅するために消費者庁が動き出した」ことを大きく報道することによって,ヤラセ業者を悪者にする安易な構図を創り上げてしまっていることに加担していて,問題は大きいと思います.
「ヤラセ」という言葉.明らかに佐賀の原発の再稼働に向けた公開説明会・ヒヤリングで明らかになった多くの原発に関するコンセンサス会議等のヤラセ問題から取ってきて印象づけてますね.しかしながら事の重大性は原発のヤラセ問題のほうがはるかに大きいと認識しているので,同じ「ヤラセ」という言葉で視聴者の気を引くのは少々不快に思います.ばかにするなよ,という感じ.まぁ私も含めて一般の人間や一般消費者は「バカ」なんでしょうけどね.
加えて,TVのコメントの取り方が恣意的に見えていらっとしました.「いつも流行っていないお店に行列ができていて,なにかおかしいなと思っていた」という月島の飲食店業者の方のコメントを取っていましたが,実際に食べログにそれほど影響があったのでしょうか?その検証を短期間でできるとは思えませんので,そもそも少しでも検証する気があったのかどうかですね.「まじめに法令を順守して宣伝してきた飲食店が損をするのは許せない」というのはそうですが,そもそも今回の問題をはっきりと取り締まる法令すらないし,取り締まるべきだとも思えません.食べログのランキングや評価がどの程度消費者に影響をあたえるのかを冷静に検証して,この問題による影響の大きさを見積もってもらいたいですね.


外食産業の衛生意識が低いために起こった食中毒問題など,一般の消費者からは中身がよく見えない問題に関しては,業者を叩いてもらわないと困るわけですが,ネット広告など,ある意味の無法地帯から業者をつまみ出して叩いていくのは大変コストのかかる作業になるだろうし,適切な規制をしくのが非常に難しいと思います.ネットは基本的に自由にやらして,それを利用する消費者を賢くするのが必要になってくるのだと思います.


このようなことが問題になるたびに消費者のリテラシ向上につながることを願ってやみません.
が,今の報道はそのようになっているとは思えないところも多いです.

1月

2011年のうちにブログで振り返ろうと思ってたんですが,気づけば2012年になりました.
今更ですがざっくり振り返ってみます.


大阪での最後の2ヶ月と10日は卒研もぼちぼちしつつ,いろいろ楽しんでいたようだ.
バイトは1月でおわり.
リーディング大学院のプログラムにも少しかませていただいた.博士課程教育リーディングプログラム|日本学術振興会
箱美少女なんていう馬鹿な企画もした.USTREAM: 夜中のヌーン配信: ヌーンヌ.バレンタインに阪大坂で美少女たちが愛を配る!? - Togetter

3.11は実家にいた.
テレビ・新聞・ネットで情報収集に躍起になった.
混乱の中東京への引越も無事おわった.
3月末に祖母が逝った.
4月にシンガポールへ.死にかけた.
東京生活のスタート.サーオリを回って研究せず,
5月に教員に喝を入れられ,改心.

それからは研究のほかになにをしていただろう?
ぼちぼち息を抜きつつ,東京で暮らしてきた.

研究室のみなさんは私に対して大変よくしてくださっている.

12月から就活が始まった.説明会などにいくつか行ったが,まぁ,こんなもんか,と.
実際に仕事をしてみないとよくわからないことが多い.
このままどこかにすっと決まってくれたらいいのだが,そんなうまくはいかないだろうなぁ.



さて,就職が近くなると将来のことをよく考える.
世代間格差だとか日本の財政状況だとか,景気だとか,お先真っ暗である.
国内では成長は見込めないのでどこの企業も海外展開すると言っている.
日本は抜き差しならない状況になったのだなと感じる.

そんななか,ここ最近見ていたNHK教育の番組がアツかった.

新世代が解く!ニッポンのジレンマ〜震災の年から希望の年へ〜

1970年以降生まれのできる若者を集めて討論させた番組.


印象的だったのは,「若者は政治に期待しても仕方がない.自分たちでできることをやっていくべき」ということ.そして「もっと自由が許される世の中になるはず」という展望.
今の若者が非常に割の悪い現状がよくわかったが,それに絶望せずに,できることはあるし状況はよくなっていくはず,よくしていける,という前向きな気持になった.



最近受けた社会調査の集中講義で,日本の住居が家族構成や雇用形態と密接に関わって発展してきた旨を聞いた.
社会の大きな流れの中で,どのようにして核家族が増えたのか,その文脈が説明された.核家族に合わせた社会保障制度が整えられた.
その家族形態が疑われはじめた.女性の社会進出.一人暮らしの増加.しかし社会保障制度が変わらないから歪はどんどん蓄積される.


就活生としては,就職に失敗してフリーターになるのが非常に恐ろしい.いったん非正規雇用になってしまうと,人生のあらゆることを諦めないといけなくなるのだろう.そんな不安が常にある.
その問題は,再チャレンジができない社会になっていることと,
これだけ非正規雇用の人間が増えたにも関わらず,その人達を救うための制度が整っていないからだという.
確かに足りない椅子を奪い合うより,非正規雇用でも安心して生きていける世の中になってほしいと私は思う.


「将来的には非正規雇用のカップルが子供を産み育てるような家族形態が必ずできるはず.もっと自由になるはず」
そんな世の中を展望できたら,私は前向きに生きていけると思った.



今現在そのような世の中ではないが,近い将来そうなっていくと信じている.


このくらいの若くて優秀な人達が政治家になったら,世の中大きく変わるんだろうなぁと本気で思った.

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じゅんちぃ

Author:じゅんちぃ
1988年生まれ。
現在は理系大学院生。

日々のつぶやきはこちらで,まとまった文章はこちら,研究関係は研究進捗状況に.住み分けをしたいわけですが…

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